スピーキングの勉強法 ~1ヶ月チャレンジ途中経過<その②>~
スピーキング力をつけるためにでは、私がどのような勉強をしているかご紹介します。
もちろん日本語は一切使わず、英語でやりとおします。(スマホやタブレットでも出来なくはないのですがパソコンがあった方がはかどります)
学習の流れとしては、
英語の単語、文章を準備 ⇒ 正しいかの確認 ⇒ カードを使って反復練習、記憶の定着
①英語の単語、文章を準備
すでに知っている言い回しでもいいし、自分の中で曖昧だなぁと思うような単語、文章を準備します。ここで使うネタは、どんなものでも構いません。ビジネス英語だったらNHKのビジネス英会話、日常会話だったら映画やドラマ、などです。(詳細は、別の機会に紹介します)
②正しいかの確認
テキストや映画を参考にした場合は、このステップは飛ばしてください。自分の頭からひねり出して英語を作ってみた人は、ネイティブに英語が正しいかチェックしてもらいましょう。そこで、世界の語学学習者が集う、「lang-8」を活用します。自分が書いた英語をどんどん添削してくれます。相手も外国語を学びたいと思っているので、お互いがwin-winの関係になれます。
③カードを使って反復練習、記憶の定着(声を出して練習)
最後に、暗記カードを使って、とことん覚えます。でも紙のカードではなく、無料のアプリ「Anki」を使います。パソコンでもスマホでも使えますので、私はパソコンでカードを登録して、スマホで同期させながら使っています。このアプリの便利なところは、文字だけでなく画像や音声も使用できるところです。また、自分が覚えていないカードが優先的に表示されるようになっているので、確実に記憶に定着させることが出来ます。
例えばカードの表に「リンゴの写真」を、裏に「apple」と書いて登録します。ここに、日本語は一切出てきませんよね?英語がダイレクトに頭に入ってきます。
このようにして、どんどん暗記カードに登録する数を増やしていきます。自分がどのレベルにまで到達したいかによりますが、ネイティブの子供で知っている単語数が8000~10000語と言われています。登録する暗記カードに自分の知らない単語を最低2個含めるとすると、最低でも暗記カードを5000ほど登録することになります。1日20語登録すれば、250日で目標に到達します。
では、実際に順番にやってみましょう。例がリンゴだけだと、リアルさに欠けますからね。
①英語の単語、文章を準備
例えば「プールで泳いでリフレッシュできてストレス解消になった!」と頭で思い浮かべます。そして、Lang-8で
「I could refresh and reduce stress」
と自分の知っている英語で書き込みます。
②正しいかの確認
そうするとネイティブスピーカーが1日程度で下のように添削してくれます。
「I felt refreshed and less stressed」
へぇー、こういう表現があるんだ!と知るわけです。
③カードを使って反復練習、記憶の定着(声を出して練習)
先ほど知った内容を、Ankiに登録します。文章ですので暗記カードにしにくい気がしますが、連想するワードを並べてもいいですし、穴あき形式にして工夫します。
Front (表面): I, refresh, stress (もしくは、I ____ refreshed and ____ stressed)
Back (裏面): I felt refreshed and less stressed.
こんな感じで、暗記カードを増やして、声を出して練習しています。全く日本語を使わず一度やってみてください。頭の中に英語の回路が出来上がってくるのを感じることが出来ますよ。
ご紹介した内容は、スマホやタブレットではなく、PCの方がやりやすいです。PCをお持ちでない方は、初期投資として購入を検討されてはいかがでしょうか。数万円で購入できるタイプも販売されていますよ。