reiaton-golden’s blog

reiatonが英語を話そうと奮闘するブログです

英語は日本語の対極にある言語?

 

皆さんいつもご覧下さりありがとうございます。

 

皆さんは、どうしてこんなにも英語が上達しないんだ?と思ったことはありませんか。一方で、ヨーロッパには数ヶ国語を話す人はたくさんいます。なぜでしょうか?実は、ちゃんと世界的に認識されています。

 

アメリカ国務省のforeign service institute によると、英語を母国語とする人が外国語を習得するのに必要な時間を5つのカテゴリーに分けています。

 

 

カテゴリー1 : 600時間              言語:フランス語、スペイン語など

カテゴリー2 : 750時間              言語:ドイツ語

カテゴリー3 : 900時間              言語:インドネシア語スワヒリ語など

カテゴリー4 : 1100時間                  言語:ロシア語、トルコ語など

カテゴリー5 : 2200時間                 言語:日本語、韓国語など

 

 

ご覧の通り、英語を母国とするアメリカ人にとって、日本語の習得は最難関のカテゴリー5(2200時間)です。逆もまたしかりで、日本人にとって英語習得は最難関と言えます。つまり、自分の英語力が伸びないのは、ある意味「生まれつき」ということになります。

 

とはいえ、到達出来ない訳ではありません。諦めずに一歩一歩少しずつ前進できればと思っています。

 

英語学習を続けられてきた方々は、これまでの自分を振り返って、これまでの学習の中で、「急に英語が分かるようになった」という経験は少ないのではないでしょうか。むしろ、変化しているのが分からないくらい少しずつ少しずつ成長している感覚をもたれていることと思います。

 

私の感覚ですが、英語を1日勉強すると1%ほど成長し、1日サボると1%落ちる気がします。この割合で計算しますと、1日勉強すれば、1.01になり、2日続ければ1.02になり、というように(1.01)のN乗(N回掛け算する)で効果が出てきて、1ヶ月で1.34となるようなイメージです。

つまり、始めた時よりも3割くらい成長することになります。ちなみに、英語力が2倍になるのは約70日間続けた場合です。

 

そして、先ほど上で書いたように英語話者が日本語を習得するのに要する時間(カテゴリー5 : 2200時間 = 616日間)をこの計算に当てはめると

 

(1.01) の616乗 ≒ 459

 

となり、勉強を始めた当初から約460倍の英語力になる計算です。こちらの計算は、私の感覚をもとにしていますので信憑性はありませんが、とても長い道のりであるということは、お分かりいただけるのではないでしょうか。へこたれず皆さんと共に頑張っていきたいと思います。

 

 

 

冒頭に紹介したカテゴリーの話や効果的な外国語学習法について、様々な事例を引用しながら紹介しているのがこちらの本。ぜひ参考になればと思います。

外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)

外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)

 

   

 

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